【終了】【3/6・3/13】大学入学共通テスト【英語】対策講座を開催します
来年からセンター試験が「大学入学共通テスト」へと変わります。
「なんで今なの??」と、高校2年生(2020年2月時点)は思っているのではないかと思います。
ですが、受験する立場にある人はみんな一緒。
逆にチャンスと捉えることができます!
そこで、ながスタでは先取りで、大学共通入学テスト【英語】対策講座を開始します。
早めの対策を行なって、勉強方針を固めてスタートダッシュを切りましょう!
目次
- なぜ、今入試が変わるのか?
- 時代の変化に対応するために、「学力の3要素」の育成
- センター試験と大学入学共通テストの違い
- 特に「英語」が大きく変更
- みんな0からのスタートだからこそ、早めの対策が鍵に
- 大学入学共通テスト【英語】対策講座
なぜ、今入試が変わるのか?
入試が変わろうとしている背景には、時代の変化が激しくなっていることがあります。
- グローバル化(移民・難民問題)
- 技術革新(AIの普及等)
- 少子高齢化による人口構造の変化
こうした社会状況の大きな変化が今世の中に歪みを生んでしまい、これまで活躍できてきたような人たちが今後も活躍できるというのは保証されない世の中になってきています。
実際、平成の間だけでも、世の中の職業には大きく変化があります。
【平成で無くなった職業】
- タイピスト
- ミシン販売員
- 腹話術師
- 書生・留守番
- 電話売買仲介人・雑穀仲介人
これらは平成の30年間で消えてしまった職業です。(日本でその職業で働く人が1200人以下になった職業です。)
【平成で新しく誕生した職業】
- 心理カウンセラー
- ネイリスト
- 情報ストラテジスト
- 情報セキュリティ技術者
- 金融ストラレジスト
- テクニカルライター
- 苦情受付事務員
- リサイクルショップ店主
- ハウスクリーニング
- ボディガード
逆にこれらは平成で新しく誕生した職業です。
今当たり前にある仕事が実は平成の30年間で生まれた職業なんです。
さらに令和ではこの動きは加速していくことが予想されます。
今では小学生のなりたい職業にランクインするYouTuberやプロeスポーツプレイヤーはここ数年で生まれた職業です。
こうして世の中の変化が激しくなるにつれて、これまでの人材育成のあり方では対応しきれなくなっているというのが現状です。
だからこそ、人材育成のあり方自体が変わろうとしています。
これまでに活躍できていた人たちは、いわゆる正解・不正解のある中で正解を早く、正確に導き出せる人たちでした。
しかし、これからは正解を導き出せるのは当たり前になります。
技術が発達し、問題自体を解決することはさほど難しくないからです。
例えば、勉強の場面。
勉強中にわからない問題があれば、検索すれば答えが書いてあるWebページが何十万と表示されます。
これは大量のデータを保存しておけるデータセンターや、検索キーワードに対して一番適しているWebページを表示することができるAI技術が発展してきたことによる恩恵です。
問題自体を解決することは誰でもできる時代になっています。
こうした中で、今後求められるような人材はどういった人材なのか。
1つの方向性としては、“自分自身で課題を発見できる”人です。
見えている課題を解決するのは簡単なことですが、今、目の前に見えていない課題を発見することはそう簡単ではありません。なぜなら見えていないからです。
世の中の進歩が早く、誰しも先のことなど予想できない時代だからこそ、課題や問題をいち早く発見し、その解決に向かう人が重宝されていくようになります。
この流れに入試制度や学校制度も今変わろうとしているわけです。
時代の変化に対応するために、「学力の3要素」の育成
変化が激しく、誰も予想できない社会や世の中で生きていくために必要なこととして、文部科学省は「学力の3要素」の育成を掲げています。
学力の3要素とは、
- 知識・技能
- 思考力・判断力・表現力等
- 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
の3つのことです。
これらの3要素を今後の社会で生きて行くためには必要な力として定め、大学入試でも評価できるよう、各大学と連携して準備を進めています。
これら3つの要素を正しく評価するために、日本で一番大きな試験、センター試験が来年から、“大学入学共通テスト”へと変更になります。
センター試験と大学入学共通テストの違い
これまでは知識重視であった点が、知識の理解をもとに思考・判断・表現できるかを評価されるような問題へと変わります。
特に「英語」が大きく変更
各教科大小の変更点はありますが、なかでも英語は大きく試験の枠組みが変更となります。
これまではリスニングにそこまで点数配分はありませんでしたが、大学入学共通テストでは配分が5:5になります。
問題の配分が大きく変わるため、やるべき勉強内容もこれまでのセンター試験対策とは大きく変える必要があります。
みんな0からのスタートだからこそ、早めの対策が鍵に
センター試験から大学入学共通テストへ。
変更されるのは2021年(令和3年)の試験からです。
今高校2年生の人たちは「なんで自分たちの代から・・・。」というように嘆いているかもしれません。
ですが、逆にいえばチャンスと捉えることもできます。
なぜなら大学入学共通テストは誰も受けたことがないからです。
そういった意味では、受験生はみんな同じスタートラインに立てることになります。
これまでのような、「過去問を解いて過去の傾向に対策する」やり方では対応できない部分があります。
実際、今年(令和2年)のセンター試験、数学I・Aの確率の問題で、これまでとは少し異なる問題の出し方がされました。
試験終了後の受験生の話を聞くと、「見たことのない問題で焦ってしまった」という声がちらほらと聞こえました。
ですが、こうした傾向は来年以降の試験では当たり前になってきます。
“過去問を対策しておけば、点数は取れる”
こうした前提条件は改めなければならないタイミングです。
積極的に情報を取りに行って、早めに対策をし、ライバルよりも一歩リードすることをおすすめします。
ながスタでは、そうした情報を早めに取りにいこうという意思のある学生向けに、大学入学共通テストの対策講座を用意いたしました。
先駆けての講座になりますので、仙台でも他にはありません。
大学入学共通テスト【英語】対策講座
独立行政法人 大学入試センターが提供する大学入学共通テストのプレテストを実際に解き、問題や今後の勉強方針の解説を行います。
日程:
3/6(金)、3/13(金)
時間:
19:00~21:30
タイムスケジュール:
プレテスト(80分)
休憩(10分)
解説(50分)
参加費:
500円 ※問題用紙印刷代とドリンク代
定員
両日8名
講師紹介
新井大貴(アライタイキ)
福井県鯖江市出身。2015年に大学編入で東北大学に編入学。現在はN高等学校や塾にて講師として活動中。主に中学〜高校生を対象に英語をメインで指導。編入予備校時代、TOEICの点数を約1年で300点上げる。
大学入学共通テストでは、知識重視から思考力・判断力に変わったことで、対策の仕方も変わってきます。実際、国公立の2次試験では一部の学校が思考力を問う問題をすでに出題。対策を講じないと太刀打ちできません。今回の講座を通じて、共通入試テストは勿論、国公立の2次対策にまで繋がるように取り組んでまいります。
講師からの一言
勉強も方向性を間違ってしまってはせっかくの努力も水の泡に。
まずはプレテストを解いて、問題を“体感”することが大切です。
そして、現状の自分との目標地点とのギャップを知り、適切な対策を行なっていけば最短ルートで合格への切符を手にできるわけですね。
ぜひ、一緒にスタートダッシュを切りましょう!