オンライン教育のメリット【地方ならオンライン】
オンライン教育の種類
まずはオンライン教育サービスにはどのようなものがあるのか、メジャーなものから見ていきましょう。
全体像を把握して、求めている学習内容を得られるのか、確かめてみてください。
【学生向け】有料でも安価。無料も多数あり
学生向けのオンライン教育サービス数多くあります。
例えば、スタディサプリ。
小学生から社会人まで幅広い年代が月額1,000円程度で動画学習をできるサービスです。
特徴はその安さ。
月額1,000円で小学校から大学進学までを網羅して降り、1つ1つの講座でもテキストが充実しています。
教材を新たに買う必要もないでしょう。
また、小学生から大学生まで続けて講座があるのも魅力の一つです。
小学生のうちに、スタディサプリを使った学習習慣を身につけられたなら、その後も継続して勉強できると考えると、投資対効果は高いと感じます。
無料で利用できるオンライン教育サービスも複数あります。
世界的に有名なのはカーンアカデミー(https://apps.apple.com/app/apple-store/id469863705)です。
日本語での講座はまだあまり数がありませんが、英語での講座は数が充実していて、無料なのにサービス満足度は高いです。
講座内容は主に初等レベルの内容なので、義務教育が発展している日本ではあまり必要とされていないのが、日本での普及が遅い原因かもしれません。
高校生向けとしては、gacco(https://gacco.org/)やJMOOC(https://www.jmooc.jp/)があります。
gaccoもJMOOCも共に大学レベルの講義を動画で視聴することができます。
gaccoの講座がJMOOCに掲載されていることもあり、互いのプラットフォームでよりよい価値提供をしようとしている様が見られて好印象です。
学生向けのオンライン教育サービスの傾向としては、比較的安価にサービスを受けられるという点があります。
よく教育界でも経済格差による教育格差があり、家庭の教育費に応じて学校の成績や進学校の偏差値が上がる傾向があります。
オンライン教育はその点、家庭の経済事情に依らず、サービスを利用できる点がグッドです。
【社会人向け】月2,000円で利用できる
社会人向けだと、schoo(https://schoo.jp/)やグロービス経営大学(https://hodai.globis.co.jp)があります。
共に講座内容はビジネスパーソンをメインにしており、幅広い内容の講座があります。
例えば、schooだとピラティス講座などの健康面に関する講座やGoogleスプレッドシートの使いかたのような粒度の細かい講座もあります。
ジャンルも幅広く、興味を持ったものからどんどん試聴していくことができます。
また、生配信を見る場合は無料で見ることができるのもユーザーとしてはありがたいです。
グロービス経営大学は経営に近い内容が中心になっています。
- 思考
- 戦略・マーケティング
- 組織・リーダーシップ
- 会計・財務
- グローバル
- キャリア・志
- 変革
- テクノベート
- 創造
というようなカテゴリになっていることからも講座のターゲットが見えてきますね。
上記のサービスは、社会人向けに作られているので、シニアの方々もグロービス経営大学やschooといったオンライン動画サービスで学ぶことができます。
値段感としては、schooは月額1,000円、グロービスは契約月数によって若干変動ありますが、1,815円がMAXです。
こちらも学生向けの教育サービスと値段感としてはそれほど変わらず、リーズナブルに利用できるのが良いですね。
オンライン教育のメリット
オンライン教育サービスを利用するメリットは大きく5つあります。
物理的な距離が関係ないこと、規模の経済が働くことがオンライン教育サービスの特徴だと感じます。
まずは一般論として挙げられるメリットを見てみます。
どこにいても講座を受けられる
オンラインとオフラインの違いである、物理的な空間を伴わなくてもよい点。
これはオンライン教育ではおおきなメリットです。
特に地方に住んでいる人ほど、そのメリットは大きく受けられます。
例えば、高校生が死亡する大学の様子を知りたくて、オープンキャンパスに行く際、都心に住んでいれば、都心部の有名大学を何校も回ることはできますが、都心に住んでいない場合、一回の訪問でより多くの大学を回らなければいけないため、体験としては広く薄くなってしまいます。
ですが、JMOOCのように、大学内の講義を動画で配信されているものを見れば、講義の様子や教授の様子を地方にいながら体験することができます。
これは地方に住む学生にとっては大変大きな要素です。
地方と都心という関係以外にも、家の外、家の中どちらでも閲覧できるメリットもあります。
もし、物理的な教材だと、重いものを持ち運ぶのはしんどいので、家の外に持ち出すのはなかなか気が進みません。
資格によっては、2mほども教材が積み上がる場合もあるので、なおさら家の中が勉強場所になってしまいます。
でも、オンライン教育サービスの場合は、スマホ1つさえ持ち歩けば電車のなかでも閲覧することができます。
時間の有効活用にメリットがあります。
いつでも好きなタイミングで受けられる
オンラインであれば、自分の好きなタイミングでいつでも動画を視聴することができます。
料理を作りながらやご飯を食べながら、学校のスキマ時間や会社でのお昼休憩中に閲覧できます。
もしこれがオフラインだと、講義の時間は決まっていますし、講師の前でご飯食べながらはできませんし、周りにも人がいるのでリラックスもできません。
オンラインであれば、寝る前にベッドの中で動画を閲覧することもできるわけです。
地方にいながらもトップレベルの講座を受けられる
オンライン教育サービスは場所を問わないです。
そのため、地方にいても東京の一流大学の講義を見ることができますし、有名講師の授業を見ることもできます。
もともと東京にいる方々にとってはそれほどメリットに感じないかもしれませんが、地方になればなるほど、交通費は膨らんでいくので、移動せずに対象の講義を見れるのは本当にありがたいです。
似たようなもので、近年ウェビナーという、ウェブ上のセミナーが開催されているのをちらほら見かけます。
これも大変ありがたいので、こういった動きはどんどん広がって欲しいと願うばかりです。
オフラインよりも価格が安い
メリットの冒頭にも述べましたが、オンラインは規模の経済が働きます。
世界中に発信できるので、その分の参加単価が下がります。
冒頭でも具体的な金額を記載しましたが、例えばschooは月額2000円にも満たないで、数々の動画を視聴することができます。
しかし、これがオフラインだとschooで掲載されている動画一つ分の講義で数千円は参加費用が必要になります。
金額だけで見ると、圧倒的にオンラインの方がお得です。
ただ、オフラインならではの特典ももちろんあります。
講師の方と講義の後に座談会があったり、その場にいる参加者と交流を深められるという大きなメリットがあります。
オンライン教育は種類が豊富で選べる
オンライン教育はどこにいても受講できるので、日本中、世界中の教育サービスを利用することが可能です。
つまり、選択肢が無限大だということです。
地方にいると、講義やセミナーは分野によっては本当に限定されたものになっています。
それが、オンライン教育サービスを利用することで、何千、何万ものサービスの中から選ぶことができるようになるので、ありがたい限りです。
経験談としてのオンライン教育のメリット
以上、これまでオンライン教育の一般論としてのメリットを挙げてみました。
ここからは私自身がプログラミングを勉強する際に、オンライン教育サービスを使った感想、メリットを挙げてみようと思います。
【経験談】深夜でも学習できるのがありがたすぎる
勉強当時、生活習慣がかなり崩れていたので、寝るのは夜中の3時4時でした。
ほぼ昼夜逆転人間だったので、オフラインでのプログラミングスクールには行けなかったのではないかと思います。
でも、オンラインであればいつでも動画を閲覧できますし、サポートも23時まで行われてるのが助かりました。
例えば、一般的なサラリーマンがオフラインでのスクールやセミナーに行くとなる場合、会社帰りに疲れ切った状態で、時間に間に合うように行かないといけないはずです。
それを考えると、帰宅後自分の好きな時間、深夜でも昼でも構わずに勉強できるのは相当助かりました。
ちなみに当店は自習室です。
静かな環境で勉強できるので、興味がある方は一度ご来店ください。