受験生の生活リズム改善【今ならまだ間に合う】

もうすぐセンター試験ですね。
さて、受験生は生活リズムが崩れたままになってませんか?
当店にも通っている受験生の中でも、朝まだ苦手そうだなーという学生もまだ見かけます。

ですが、受験は待ってくれません。
残り、あと2ヶ月。

今ここで生活リズムを整えておかないと、もう時間はないです(T ^ T)

生活リズムを整えておくべき理由、生活リズムが崩れる原因、理想の生活リズム、生活リズムの改善の仕方という形でまとめています。

生活リズムを整えておくべき理由

本番で実力を確実に出せる

たまーに聞くのが、センター試験本番で集中力が切れてしまって、午後の最後の2科目で失速してしまうパターン。
実力があっても、もったいないですよね。

受験だからと張り切って、夜遅くまで勉強して、そのリズムのまま試験に望んだら、試験の時間帯はあまり集中できなかった。

なんていうのは笑えません。

でも、それは少し考えてみたら当たり前のことですよね。

普段、夜中に集中できるという人が、センター試験の時間帯に集中力が切れてしまうのはごくごく当たり前の事象です。
そうならないためにも、今のうちから試験の時間帯に集中力を発揮できる生活リズムに整える必要があります。

不安要素も減らせる

また、生活リズムを整えて本番に臨むと、不安要素をひとつ減らせるというメンタル面でのメリットがあります。
「試験本番中に眠くならなりはしないか?」
「集中力が途切れないか?」
「最後まで解ききれるか」
こういった不安を抱えて試験に臨のと、こういった不安を取り除いて試験に臨のとでは結果に違いが出てくるのも予想できます。

ライバルにも優位に立てる

もし、同じ学校を受験するライバルが夜型なら、生活リズムを整えるだけでひとつ優位に立てる要素を作れたことになります。
ちょっとした工夫で優位ポイントを作れるのであれば、やらない手はない!です。

朝の勉強効率は高い

もう少しだけ、生活リズムを整えることの効用を。

科学的な根拠はなく私の主観ですが、人間の朝の集中力は凄まじいです。
私の経験談でもあります。
朝の静けさの中、見たいテレビやYouTubeの放送があるわけでもないので、やることといえば勉強しかありません。
そうした環境だと、シンプルに勉強する気になれるので、集中力が発揮されます。
感覚でいうと、夜にやると40分はかかるであろうことが、10分で片付けられるような感覚です。

生活リズムが崩れる原因

生活リズムが崩れてしまう原因はすでに様々なメディアや記事で言われていることですね。言い尽くされていることではありますが、念のため一応書いておきます。

不規則な起床時間

起床時間が不規則になっていると、そもそもリズムがあるとは言えないです。

特に、土日。
土日は休みだからと夜遅くまで起きて、次の日は朝遅く起きて。
確かに、夜更かししたくなる気持ちもわかります。
翌日が休みだとついついゆるみがちに。
でもそこは強い気持ちを持って、いつもと同じリズムで過ごすべきです。

実は、土日と平日の起床時間就寝時間の差が、体内時計に狂いを生じさせるという事象は、学術的にも発表されています。
“ソーシャル・ジェットラグ”というそうです。

(引用元:睡眠リズラボ https://www.otsuka.co.jp/suimin/socialjetlag01.html)

平日と休日の起床時間や就寝時間の差により、体内時計に狂いが生じてしまい、生活リズムが崩れてしまうことです。

朝食抜き

生活リズムが整わない原因の1つに、朝食を抜いてしまっていることもあります。
朝食は胃にリズムを与えます。
朝起きるときにお腹が空いたから起きるというのを経験したことはありますか?
スッキリ目覚められます。
さらに、朝起きたら空腹の状態でご飯を食べられるので、ちょっとした幸福感があります。

でも、朝食を食べるという習慣がないと、胃が朝になっても何も感じません。
起きる理由が1つなくなっているわけです。

しかも、朝食を食べないということは、昼・夜でそのエネルギーを補うことになるので、夜は割りと食べ過ぎている可能性もあります。
そうすると、夜に食べた物を消化するのに時間がかかり、朝の胃の気だるさに繋がり、起きるのが億劫になるという負のサイクルに陥ってしまっているケースもあります。

理想の生活リズム

朝は遅くとも6時には起きる

遅くとも6時あたりには起床していることが望ましいです。
センター試験の開始時間は9時30分から。
その頃には脳がフル回転しているような状態にしておく必要があります。
だいたい起きてから脳が万全になるのに3時間というのが通説です。
と考えると、6時付近には起きていなければいけないということになります。

夜は遅くとも24時には寝る

睡眠時間は人にも依りますが、7時間は寝ておきたいところ。
そうすると、23時には就寝しているような生活リズムが理想です。
ただ、勉強時間の確保や睡眠時間はもう少し短くてもいいという人もいるとは思うので、24時就寝を目安でいいでしょう。
睡眠時間が6時間よりも短いと、翌日の集中力が低下してしまいます。
その辺りは、こちらの記事にも記載しています。

誰でもできる長時間勉強のコツ

生活リズムの改善の仕方

生活リズムを整えるラストチャンス

受験生が生活リズムを改善するのなら、今この時期がラストチャンスです。
なぜなら受験まで残り2ヶ月だから。
生活リズムを整えるにはある程度時間が必要です。
その最低ラインと少し余裕を持って、今がラストチャンスです。

生活リズムを徹夜でリセットできる説

ちょっと余談。

私も大学生の頃に実践しましたが、一回徹夜すれば体内時計がリセットされるという説について。
これはまったくもって、そんなことはないです。
何度か試しましたが、一度もうまくいった試しがないです。
そもそもそんな簡単に人間の体内時計が変わるようなら体内時計として機能しません。
ちょっと飲み会で帰りが遅くなったり、文化祭の打ち上げでオールしたら次の日には体内時計がおかしくなってしまうじゃないですか。
そんなわけないので、そもそも論として、この説は間違ってます。
治るわけがないです。
むしろ余計狂う可能性もあるのでやめましょう。

生活リズムを改善するための方法

いくつか生活リズムを整える方法を挙げます。
これらすべてをやる必要はないので、自分ができそうなことから徐々に始めてみるといいのではないでしょうか。

朝起きるタイミングでやることをルール化する

朝決まった時間に起きられないという人は、朝起きるタイミングでやることをルール化すると次第に起きる習慣が身につきます。
例えば、枕元に水を置いておいてすぐに水を飲むとか、起きたらすぐに筋トレをするとか。
朝起きた瞬間はボーっとしてしまうこともあり、判断が鈍るのでやることを決めてしまえばそんなことはおかまいなしです。
だんだんと習慣づいていけばリズム作りに役立ちますよ。

朝食で胃にリズムを覚えさせる

朝起きたらやることに少し似ていますが、朝食を食べることは効果があります。
朝食を食べるタイミングを胃に覚えさせることができるからです。
これも習慣づいてくると、寝ている最中でも自然とお腹が空いてくるので、勝手に目が覚めるようになります。

ちゃんと入浴する

入浴はリラックス効果もあり、就寝への儀式の1つになります。
可能であれば、毎日浴槽に水を貯めて入浴することをお勧めします。
入浴中も勉強できますしね。

寝る前の食事を控える

就寝前3時間は食べないようにすることです。
寝る直前に食事をしてしまうと、胃に食物が溜まったままになり、寝ている間も消化にエネルギーが使われたり、起きた時に胃のだるさにつながってしまいます。
個人的には起きられなくなる理由の最たるものだと感じています。
また、寝る前に食事をしてしまうと、太る原因にもなるので、受験生は特に避けたほうがいいことだと思います。

適度な運動をする

時間の無駄だからと、体育をサボるのはなしで。
体力はあればあるだけ集中力に繋がります。
身体を動かせばリフレッシュにもなりますし、身体的な疲労から夜も決まった時間に眠くな理ます。
とにかく運動は心身共にいいことしかないので、必ずやるべきです!

体育がないなら自分で軽く走るだったり筋トレをすれば大丈夫です。

以上、5つ、生活習慣を正すための方法をまとめました。
もし自分1人ではできないというのであれば、親の力や友達の力を借りるのもありだと思います。
とにかく手段を選ばずに生活リズムは正すべきです。

 

まとめ

というように、生活リズムを正すことができれば、朝方になって、勉強効率が上がり、ライバルにも優位に立てて、さらにリズムが整うのでメンタル面での安定や余計に悩む時間の削減に繋がります。
最後のチャンスと思って、今から生活リズムを整えることを強くお勧めします。

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