受験生活で気をつけたい5つのこと
受験生活において気をつけておきたいことを5つ紹介します。
私自身、受験期で苦労したことも含めているので、他人のふりをみて我が振りを直していただけると嬉しいです。
気を付けたい点は全部で5つ。
最低限これだけはやってねということも合わせて紹介しておきます。
ちなみに、当店は自習室ですので、受験勉強の場所に困っているという宮城県仙台市にお住いの方はぜひ一度足を運んでみてください。
静かで集中できると思います。
【体調管理】若いから大丈夫ではない
受験生活で体調管理について気をつけたい点
- 夜更かしや無理な勉強
- 雨をもろに受けてしまう
夜更かしや無理な勉強をしてしまう
受験勉強は長丁場です。
「明日の模試でいい点数をとりたいから、少しでも勉強したい!」
「定期テストの内申をあげたいから、今夜は頑張りたい」
気持ちはわかります。
わかりますが、これを何度もやっていると癖になりますし、甘えにもなります。
しかも、生活習慣も崩れてしまいます。
生活習慣のことはこちらの記事にも書いているので調整できていない方は読んでみてください。
体調管理は受験生の必須スキルです。
もし、そうした夜更けまでの勉強でリズムや免疫力が落ちてしまい、インフルエンザにかかったら5日間のロスになります。
およそ120時間も失います。
120時間あれば、英単語7200単語分くらいの時間です。
120時間あれば、過去問を60回解いて復習もできます。
いかにもったいないかが分かりますよね?
だからこそ、普段の体調管理は大切です。
最低限寝る時間を一定にする。
模試や定期テストの前は計画的な勉強をして、徹夜をしなくてもいいようにする。
という工夫が必要です。
雨を気にしないで通学してしまう
私も高校生の時によくやってしまっていたのですが、雨の日に傘もささず、雨具も着ないで登下校する高校生男子諸君。
やめましょう。
普通に風邪ひきます。
部活をやっているときならまだ体力があるからまだしも、受験生はだいぶ体力が落ちてしまっています。
己を過信するなかれ。
体を大切に。
100円ショップの雨具でもいいじゃないですか。
見た目がかっこ悪くても結果を優先する姿勢の方がかっこいいです。
雨具は着ましょう。
傘はさしましょう。
雨で体が冷えると風邪引く理由はこちら。
受験生としての最低限の対策
- 寝る時間を一定にする。
- 模試や定期テストの前は計画的な勉強をして、徹夜をしなくてもいいようにする。
- 雨具や傘をさして通学する
【人間関係】ルールを持つ
受験生活で人間関係について気をつけたい点
- 人に当たってしまう
- 友達を大切にしすぎて勉強できてない
他人に八つ当たりしてしまう
イライラしてて親とか友達に心にもないことを言ってしまったり。
ストレスが溜まっていると自分では制御できずに、誰かにぶつけてしまうものですよね。
分かります。
受験期あるあるです。
やってしまったことは仕方ないです。
できるだけ早く謝ること。
これに尽きます。
先延ばしにすればするほど謝りづらくなりますし、関係性も悪化してしまいます。
個人的な経験談としては、受験生時代、親との会話でプレッシャーを感じてしまう場面があり、心にもないことを言ってしまった時が多々ありました。(具体的な言葉はここでは書きたくないので書きませんが・・・。)
両親は毎日忙しい中、早く起きて学校への送り迎えもしてくれているのに、自分ときたら本当に図々しく、人への感謝の気持ちも持てないしょうもない人間だったと、今では思います。
言ってしまったという気持ちはあっても、なかなか謝れませんでしたね。
結局、謝罪は合格した後まで引き伸ばしてしまいました。
ずっと心のどっかに引っかかり続けるので、なるべく早く謝ってスッキリさせた方が自分のためにもなります。
交友関係を大切にしすぎて受験勉強がおろそかになってしまう
よくいるのですが、誘われたら断れないイエスマン。
このタイプの方は危険です。
ノリがいいので、なんでも誘われたらホイホイと乗ってしまいます。
「今日は帰って勉強しよう」と思ってたのに、「帰りにラーメン寄らない?」と言われ、断れずにラーメンを食べにいき、食べてすぐ帰る訳でもないので2時間くらいはそこで潰れ、その後はガストでドリンクバーと山盛りポテトフライで時間を無限に奪われていたのは私です。
家に帰ると、家族団欒でテレビを見ていて、ご飯のときだけ(←さっきラーメン食べたのに)と思ってテレビを見たら、止まらなくなってそのまま見続けていたのも私です。
そうなんです。
イエスマン&意思弱人間です。
ただ、こんなこと続けてたら大学に合格なんてできる訳ないので、対策はしました。
やったのは自分の中でルールを決めただけ。
〇〇から誘われたら断る。
〇曜日だけは遊びに行ってもいい日にする。
テレビは立って見る。←座って見てしまうと動けなくなるので。
こういったルールを決めただけで、うまく勉強時間を作ることができました。
受験生としての最低限の対策
- 言ってしまったことは仕方ない。なる早で謝る
- 自分の中でルール化する
【スマホ】スクリーンタイムで現状を知る
受験生活でスマホについて気をつけたい点
- スマホいりじすぎ症候群
私が受験生の時代はまだスマホがありませんでした。
携帯電話はあったので、携帯ゲームとかは今と変わらずやっていましたね。
ただ、スマホは当時の携帯電話以上に厄介です。
本当になんでもできてしまいますからね。
ちょっと休憩と思ってスマホを触ったら、1時間も経ってた。
なんてことはよくありますよね。
ちょっと夜寝る前に、動画を見始めたら、気づいたら朝になってた。
なんてことも・・・。
現代の時間泥棒です。
まずは、自分を知るのが対策の第一歩です。
iPhoneの機能「スクリーンタイム」を見て、自分が1日の中でどの程度スマホを使用しているのか、または、どのアプリに時間を割いているのかを知ることから始めましょう。
それを毎日日記とかに記録します。
スマホのメモ機能でもいいですね。
内訳はだいたいSNSではないかと思います。
現状がわかったらあとは対策をするだけ。
そもそも、アプリに限らず使用時間が多いのであれば、勉強する部屋にはスマホは持っていかない。
SNSが多いのであれば、通知がこない設定にする。
などなど。
原因がわかれば対策の打ちようはあるので、まずは現状を知ることから始めてみるといいです。
受験生としての最低限の対策
- スクリーンタイムで現状を知る
【モチベーション】大学合格後に何をするのか
受験生活でモチベーションについて気をつけたい点
- 本質的な目標があるかどうか
受験勉強は長丁場です。
長丁場でしんどいのはモチベーションをいかに保つか。
そのためには、目標を持つことが必須です。
ただし、気をつけてその目標も受験をゴールにした「どの学校・大学に入りたい」で終わるような目標ではなくて、「〇〇をしたいから〇〇大学に入りたい」という本質的な目標が持てているかどうか。
確かに、目先の大学入学が目標としてあれば、モチベーションは生まれますが、それは一時的なものになってしまうケースもあります。
ふと考えたときに、大学入って何するんだ?となったら、もうモチベーションは維持できなくなります。
私自身、それで失敗したとも言えます。
大学に入ることが目標になっていたことに気づかず、結果的に目標の大学には入りましたが、入学後が順風満帆だったかと言えばそうではありません。
同じ失敗をして欲しくないので、ぜひ今一度立ち止まって本質的な目標・目的を探して欲しいと思います。
大学に入って何をするのか、なぜそれをするのか、その先には何があるのか。
人生に大きく関わってくるようなテーマなので、ちょっと考えただけで決めることはできないです。
本を読んで、人と会って、旅をして、その上で自分を見つめ直してやっと発見できることです。
受験で忙しい時にそんなことはできないと思うかもしれませんが、その後の人生80年の1年くらい遅れてもたいしたことはないです。(と思っています。)
それよりも、立ち止まってでも、自分の本質を探す方がよっぽど大切です。
受験生としての最低限の対策
- 自分の本質を探す。
【恋愛】
受験生活で恋愛について気をつけたい点
- お互いに依存していないか
恋愛はもろ刃のつるぎです。
彼女彼氏と同じ大学、高校に入るために頑張るぞという気分になれることもあれば、ちょっとした喧嘩で丸1日潰れてしまってなんだかやる気が出なくなってしまったり。
調子がいい時はすごい力になるし、そうではない時はエネルギー奪われる。
恋愛はそういうものだと。
無難なのは息抜き程度に楽しむくらいの恋愛。
ちょっと息抜きにデートに行くとかくらいが受験生にはちょうどいいです。
最高なのは同じ大学を目指すとか、同じ県に行くのを目指すとか。
大学入学後のハッピーライフを楽しみに頑張れます。
(←ただし、本質的な目標のことは頭の片隅に入れておいてくださいね。)
恋愛は対策はないです。
依存していると感じるのであれば、時間を割いてでも話し合う、もしくは別れる。
自分の本質的な目標に照らし合わせて、今、この人と一緒にいるべきなのか、そうではないのか、判断しなければいけません。
重要なので、2回言います。
“判断”しないといけないのです。
ズルズルとはダメです。
受験生としての最低限の対策
- 自分の本質的な目標と照らし合わせて一緒にいるべきかどうか判断する
まとめ
以上、受験生活で気を付けたい5つのことでした。
前半は軽めの内容、後半は割と重めの内容になってしまいましたね。
受験は人生の最初の関門。
突破できると飛躍できますが、失敗しても取り返すチャンスはまだまだあります。
大切なのはあきらめないこと。
となんだか説法ぽくなってしまいましたが、一度立ち止まって自分の現状を知り、分析改善していくことがポイントです。